パリに香水大博物館が2016年12月16日にオープン

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みなさんはご自身にフィットした香り、まるでお気に入りの手袋を身に着けるように、自分の個性に完璧にマッチした香りを正確に知ることができたらいいのに・・・と思われることはありませんか?香水大博物館で、このご希望をかなえてください!またこの博物館にお越しいただければ、香水製造や調香師の仕事について、もはや何の秘密もなくなるでしょう。

2016年12月16日、パリ8区の高級ブティック街、フォーブール・サントノレ通りに新規オープンしたこの香水大博物館は、 100%香水アート専門施設として多岐にわたる内容を紹介する、香水好きにはたまらない場所になること、間違いありません。

香水の歴史、感覚体験、調香師の職人技

この博物館では、最新のコンピューター技術を駆使した情報(マッピング・ビデオや香りを感じる装置など)と革新的な空間に仕上がった見学コースにたっぷりと浸ることで、日々の生活における嗅覚の大切さを再認識するとともに、古代エジプト時代に遡る香水の歴史から調香師の職人技にいたるまで、幅広く紹介しています。ここは香水の製造からその成果へと変遷を遂げるラボ(実験室)とも呼べる、驚くべき場所となっているのです。

パーソナルな嗅覚の旅の見学帳

デジタル&オンライン化装置の導入によって、見学者お一人お一人にパーソナルな香り体験をしていただき、多彩な種類の香りの中からご自身にあったものを選ぶことを目指します。 オンライン端末タブレットを手にすれば、ご自身の見学帳として大活躍!博物館を見学中に、みなさんが好きと感じた匂いを60種類以上の香りの中から示してくれます。こうして普段、あまり意識することのない嗅覚、すなわち香りについて、より理解を深めることができます。 高級メゾンやフランスの生活スタイル、アール・ド・ヴィーヴルのアンバサダーとしての役割を果たす香水。ファッションブランド、クリスチャン・ラクロワのブティックであった1,400㎡の邸宅に新規オープンするこの香水大博物館は、パリ中心地の象徴的な場所となることでしょう。 また1,200㎡に及ぶ大きな庭園では、香水の元となる植物を栽培し、持続可能な開発にも積極的に取り組んでいます。

住所

香水大博物館Grand Musée du Parfum
73, rue du Faubourg Saint Honoré 75008 Paris