パリジャン、パリジェンヌが集まる週末の蚤の市

パリといえば、エレガントな高級ブティックが立ち並ぶイメージが強いかもしれませんが、大衆的な一面も持ち合わせています。週末、土曜日から月曜日にパリ中の門の下で開催される「蚤の市」の存在です。パリの人々は、上質なアンティーク家具や、古本、コレクターズアイテムなどが手頃な価格で手に入る蚤の市が大好き!観光客にはあまり知られていない、地元民のみぞ知るマーケットも多く存在します。

行くなら週末!パリ中の門の下はパリっ子が賑わう場所

主に土曜日から月曜日の午前中に開催されるパリの蚤の市。日本でいうフリーマーケットのようなものですが、上質なアイテムが多く出揃うこともあり、掘り出し物を狙って多くの地元の人で盛り上がります。「アリババの洞窟」とも呼ばれることもあるそうです。
「蚤の市」だからといって、“安い価格で販売されている“とは限りません。 なかなか手に入らない、デザイナーズ家具やアンティーク食器などが高値で販売されていることもしばしばです。よきアイテムが安く手に入る、滅多に手に入らないオンリーワンアイテムを見つけることができるとあって、老若男女、幅広い層に人気なのです。店主との会話も楽しみのひとつです。

セーヌ川沿いには、古本屋が立ち並ぶ

セーヌ川沿いには、有名な古本屋が立ち並びます。彼らはブキニストと呼ばれ、古書、古本、複製画、絵ハガキ、その他、コレクターズアイテムが多く売られています。

知る人ぞ知る、古道具・アンティークの穴場スポット

パリの中心部マレ地区にあるle village Saint-Paul(ル・ヴィラージュ・サンポール)の路地、中庭、パッサージュには、たくさんのアンティークショップがあります。 L’Avant-Cour(ラヴァンクール )では、選び抜かれた世界中の品と出会えます。他にも、アンティークや伝統製法のジュエリーショップもたくさんあります。 古道具の店では毎週末、古い稀覯本、ヴィンテージクローズ、おもちゃや変わった品物など、多様な商品を揃えて、パリのさまざまな地区を賑わせています。 Saint-Germain-desPrés(サンジェルマン・デ・プレ)付近からオルセー美術館の間には 120 のアンティークショップとギャラリーが集まり、 Carré Rive Gauche (カレ・リーヴ・ゴーシュ)を構成しています。

雑誌 L’Officiel des Spectacles 、ウェブサイト www.brocabrac.fr に蚤の市の情報(日程)が毎週掲載されます。

パリの蚤の市情報!

■ヴァンヴ門の蚤の市 Puces de la Porte-de-Vanves avenue Georges-Lafenestre
Puces de la Porte-de-Vanves avenue Georges-Lafenestre avenue Marc-Sangnier,Paris 14e
www.pucesdevanves.typepad.com

■パリ・サン・トゥアンの蚤の市 Puces de Paris-Saint-Ouen
porte de Clignancourt, Paris 18eet 140 ruedes Rosiers, Saint-Ouen
www.marcheauxpuces-saintouen.com

■モントルイユの蚤の市 Puces de Montreuil
avenue de la Porte-de-Montreuil, Paris 20e

■古本屋
セーヌ河畔、ロワイヤル橋 pont Royal からシュリー橋 pont de Sully の間
www.bouquinistedeparis.com

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フランス観光開発機構 広報部