プロヴァンスの中心地、ヴォークリューズ県 観光ミッション来日

Press release

2019年11月18日、南フランスはプロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方の内陸部にあたるヴォークリューズ県より観光ならびに経済ミッションが来日し、モーリス・シャベール ヴォークリューズ県議会議長による記者発表が東京広尾のフランス大使公邸にて開かれました。

議長はヴォークリューズ県と栃木県との友好交流30周年の記念事業に参加した後、地元の特産品であるトリュフ、オリーブオイル、ワインの生産者や地元を代表するパティシエらと共に記者発表に臨み、当県の魅力について語りました。

教皇庁宮殿や童謡「アヴィニョン橋」で知られる県庁所在地のアヴィニョンは、プロヴァンス観光の拠点として多くの観光客を集めます。アヴィニョンを中心に多様な風景、偉大な歴史建築、広大な自然など、観光客の誘因要素に恵まれた当県について、議長は「プロヴァンスの中心地」と表現。文化イベントの充実面では、オペラフェスティバルとして最も古いオランジュ音楽祭、世界最大の演劇フェスティバルであるアヴィニョン演劇祭を挙げ、とくに後者は年間4百人の観客が来場し、そのうちの半分が国外からの集客であることを強調し、日本からの旅行者増加に期待を寄せました。

観光面の発展で力を入れたい分野として、食、ワイン、またそこから知ることのできるプロヴァンスのライフスタイルを挙げ、旅の中で、地元のよき″アンバサダー“と言える生産者を訪問し、試食・試飲の機会を持つことを勧めました。

また、観光発展と共に県民の健康と生活向上にもつながる施策として、サイグリングロードの整備に力を入れていることにも触れました。自転車レース、ツール・ド・フランスの要所であるモン・ヴァントゥー(ヴァントゥー山)への登攀ルートという超健脚向けのものもあれば、ラヴェンダーやブドウ畑の中を走りながらワイナリーやラヴェンダー加工場を訪問できるのんびりしたルートなど、県内には約1800キロにわたり41の多彩なルートが存在します。eバイクのレンタル事業者や充電ステーションの整備が進んでいるため、初心者向けの旅のツールとして気軽に自転車を利用できる点も魅力であると言及しました。

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