ジヴェルニーのモネの庭 ジャポニズム年ならではの試み [1]
印象派の父クロード・モネがジヴェルニーに築いた庭は、名画「睡蓮」の世界がじかに感じられる場所。画家みずからが庭園を設計し花を植え、理想郷を作り上げました。
毎年3月第4金曜日に開園しており、今年2018年は3月23日が初日にあたります。
日仏交流160周年の節目の年にあたる2018年、多くの浮世絵を収集し日本文化への憧れを募らせたモネの一面を知るためジヴェルニーへ出かけてみるのはいかでしょう。
2018年の開園期は3月23日~11月1日
名画「牡丹の庭」をジヴェルニーの庭で再現
国立西洋美術館が所蔵する「牡丹の庭(Jardin de pivoines)」はモネがジヴェルニーの庭園で1887年に描いた作品とされています。日仏交流160周年を祝し、庭園では絵のモデルになった牡丹を絵の構図に基づいて植えようとする試みに取り組んでいます。日本の由志園の協力により寄贈された苗が花園として形を現すのは5月の予定。
「ジャポニズム/印象派展」@印象派美術館
また、同じジヴェルニーにある印象派美術館では、特別展「ジャポニズム/印象派展」が開催されます。
当展では1870年代から20世紀初頭にかけ、ジャポニズムの流れが印象派およびポスト印象派世代の画家たちに与えた影響に注目します。
2018年3月30日~7月15日