報道関係各位
2023年9月28日（木）、オクシタニー地域圏はラグビーワールドカップ一次リーグの日本対サモア戦に合わせ、日本の関係諸機関とオクシタニー地域圏に拠点を置く日本企業の日仏幹部の皆様を、トゥールーズの同地域圏議会庁舎にお迎えいたしました。オクシタニー地域圏は、2015年の京都府との友好提携協定の締結に始まる日本との緊密な関係を維持しています。この関係は、愛知県との友好交流協力に関する覚書の締結や広島に拠点を置く平和首長会議への加盟、2016年以降、キャロル・デルガ地域圏議会議長と地方議員が先頭に立って進めてきたオクシタニー地域圏の企業や大学を対象とした様々なミッション等により、強化されてきました。
日本との協力関係の強化・維持のために継続されてきた一連の取り組みは、とりわけ、2023年ラグビーワールドカップでトゥールーズが日本代表チームのベースキャンプ受け入れ先となったことで実を結びました。この先もオクシタニー地域圏はこうした取り組みを維持し、引き続き日本企業との関係強化を図ってまいります。
9月28日、日本からの代表団として地域圏議会庁舎にお迎えしたのは次の企業の幹部の方々です。株式会社堀場製作所、住友商事株式会社、シャープ株式会社、NTN株式会社、株式会社アストロスケール、株式会社押野電機製作所、株式会社NTTドコモ、株式会社クボタ、株式会社ヒト・コミュニケーションズ、三井不動産株式会社、株式会社東京ドーム、東京建物株式会社（敬称略）。
ジャリル・ベネブディラ経済・雇用・イノベーション・再工業化担当地域圏議会副議長、カメル・シブリ教育・進路指導・青年・スポーツ担当地域圏議会副議長、ナディア・ペルフィーグ高等教育・研究・ヨーロッパ・国際関係担当地域圏議会副議長による公式歓迎に加えて、日本の代表団の皆様には、オクシタニー地域圏経済開発機構（Ad’Occ）の企画による経済開発とスポーツを組み合わせた2日間のプログラムにご参加いただきました。プログラム内容として組まれたのは、エアバス社訪問と同社のA350 最終組み立てラインの見学、スタッド・トゥールーザン（トゥールーズの地元ラグビークラブ）のホームスタジアムであるエルネスト・ワロンとラグビー日本代表チームの公式ベースキャンプ場の見学、オクシタニー地域圏経済についてのプレゼンテーションとビジネスの見通しについてのディスカッション、そしてラグビーワールドカップ一次リーグ日本対サモア戦の観戦でした。
オクシタニー地域圏は今後数か月にわたり、日本との関係を深めてまいります。
- 「クラブ・ジャポン・オクシタニーClub Japon Occitanie」の発足
オクシタニー地域圏の企業に対する日本市場での展開を支援します。
- オクシタニーにおける2週間の日本ウィーク‘キャンゼーヌ Quinzaine’の開催 （2023年11月10日～24日）
2022年開催のオクシタニーにおける日本ウィークの成功を踏まえ、今年は期間を延長して再びこのイベントを開催します。狙いはこの地域圏全体の人々に、日本文化を通じて豊かで刺激的な体験を提供すること。地元の方々によって企画されている数々のイニシアティブに加えて、文化、教育、スポーツ、経済に関連する様々なプロジェクトが、この‘キャンゼーヌ’を彩ることでしょう。今回のイベントは、設立メンバーであるオクシタニー地域圏、デペッシュ・グループ財団（オクシタニー地域圏新聞グループ会社の財団）そして在フランス日本国大使館とともに、Yujoアソシエーション（日本語で«友情»） の主催により開催されます。
ハイライト
開幕：11月10日、ニーム（ガール県）
閉幕：11月24日、アルビ（タルヌ県）
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