
フランスが持つ食の価値を高めようと2011年に始まった総合イベント「美食の祭典」は、今年で4回目を迎えます。 美食の祭典はフランス全土で展開する一連の催しを指し、料理人、企業、食関連の職人、地方自治体が企画・参加します。催しにはバンケット、試食会、レストランが期間限定で提供する特別メニュー、展示、講演会、街中のイベント等多岐にわたります。
イベント創設当初は秋分の日に行う1日限りのイベントでしたが、年を追うごとに盛況さを増し、2013年からは9月末の週末3日間を充て、規模を拡大しています。
第4回のテーマは「仕事と技へのこだわり」とし、フランスの美食を支えるあらゆる職業人の誇りと技術を讃えます。 フランスの食には、生産者をはじめ、食品専門店、シェフ、サービス従事者に至るまで、じつに様々な分野の人が携わり、それぞれ特殊な技能を必要とします。それらの技能継承も今回のテーマの大きな柱となっています。
第4回の総合プロデューサーには、大統領宮(エリゼ宮)の料理長ギヨーム・ゴメズ。料理への類まれなる情熱を傾けたゴメズは、25歳でフランス最優秀職人(MOF)のタイトルを取得し、2013年11月より共和国大統領宮(エリゼ宮)の厨房のトップに立っています。エリゼ宮の新シェフは、権威ある場(下院、上院など)で働くシェフだけでなく、フランス大使館や地方自治体のシェフを集めた共和国料理人協会l’association des cuisiniers de la Républiqueを創設し、世界中でフランス料理の価値を高める活動を行っています。多くの料理コンテストで審査員を務めたり、料理学校で後進の指導にあたるなどの活動から、彼の寛大さとコミュニケーション能力は高く評価されています。
詳細はプレス資料にて。