フランス観光地の豊かさをPRしたユニークなフォトコンクール、盛況のうちに終了
フランス観光開発機構が日本におけるフランス観光PRの一環として2014年に実施した「フランスの旅フォトコンクール2014」の仕組みはとてもシンプルだ。 日本在住のアマチュアカメラマンがフランスで撮影した写真をキャンペーンサイトにコメントと共に投稿する。応募作品はサイト上で随時公開され、お気に入りの写真をSNSでシェアし、一票を投ずることもできるというもの。
6カ月のキャンペーン期間は予想を大幅に上回る投稿があったため、2週間延長され、最終的にキャンペーンサイトのページビューは120万、投稿作品総数は16,500点を超えた。フランス観光開発機構在日代表フレデリック・メイエールによれば、当コンクールは「日本人のフランスの観光地に対する情熱の表れ」であり、「彼らが詩的で好奇心に溢れ、また優しい視点を持って、フランスの地方をその史跡、食、現地の人々を通じて、発見したり再発見する絶好の機会となった」とコメントした。
最優秀賞と一般投票賞
多くの個性的で優秀な投稿作の中から厳正なる予選を行い、2014年12月17日の審査員会にて、公式サイト上に発表する優秀作30点を選び、さらにその中から審議と投票を経て「最優秀賞」を決定した。「最優秀賞」に輝いたのは友廣大輔さんの「雨上がりのパリ」。
また、インターネットによる投票総数は12,000票以上寄せられ、その中から最多数の得票を得た室井登志子さんの作品「エッフェル塔」が「一般投票賞」に輝いた。
「フランスの旅フォトコンクール2014」写真展を実施
最優勝賞と一般投票賞を含む、「フランスの旅フォトコンクール2014」の上位入賞作品約30点に加え、審査員を務めた写真家ベンジャミン・リーさん、松井康一郎さん、川島小鳥さんの作品を展示する写真展を2015年1月23日より都内にて実施する。
これらの作品はフランス観光開発機構公式サイトにも掲載される。http://jp.rendezvousenfrance.com
** 「フランスの旅フォトコンクール2014」写真展**
- 2015年1月23日(金)~2月28日(土)
- 日本経済新聞東京本社2F
- スペースNIOアートギャラリー
- 東京都千代田区大手町1-3-7
- 入場無料