ローラン・ファビウス外務・国際開発大臣の後押しでフィリップ・フォール氏が今後3年間の任期を持つフランス観光開発機構(Atout France) 理事会の理事長に選出されました。
哲学学士号および英語修士号を取得後、パリ政治学院、国立行政学院を卒業したフィリップ・フォール氏は、フランス外務省にて外務事務官としてキャリアをスタートさせました。 1981年から1987年の6年間、在ワシントン・フランス大使館広報部長、次いで1990年まで在マドリード・フランス大使館一等参事官を歴任されました。 その後10年間、民間セクター(保険会社社長、ゴー・ミヨー社長など)で活躍後、2000年に駐メキシコ・フランス大使、2004年に駐モロッコ・フランス大使、2006年~2008年、外務事務次官を経て、2008年2月、駐日フランス大使に就任。 2012年にはフランソワ・オランド大統領によりメキシコ担当外務大臣特別代表に任命され、また2014年にはローラン・ファビウス外務・国際開発大臣により観光振興評議会議長に任命されています。
前任者フランソワ・ユヴァール氏は2013年フランソワ・オランド大統領の日本公式訪問の際にクリスチアン・マンテイ フランス観光開発機構(Atout France)ゼネラルマネージャーと共に来日し、井手憲文観光庁長官(当時)、松山良一日本政府観光局理事長の4者で「日仏間観光協力に関する共同声明」の調印を行っています。
フランソワ・ユヴァール氏の功績を称え、フィリップ・フォール氏は下記のように表明しました。 「ローラン・ファビウス外務大臣より観光促進評議会議長に任命されて以来関係の深いフランス観光開発機構(Atout France)理事会の理事長として私の力を発揮させていただく機会を得たことを大変嬉しく思います。 また、私がとりわけ尊敬しているクリスチアン・マンテイ フランス観光開発機構(Atout France)ゼネラルマネージャーと緊密に協力できることを楽しみにしています」。