フランス観光開発機構
パリ、2021年1月10日
新型コロナウィルス対策に関する情報
2021年1月10日時点の現状
フランス首相ジャン・カステックスは2021年1月8日(金)、国内における新型コロナウィルスの蔓延状況を鑑み、現在国内で停止している活動の再開、また閉鎖中の施設の再開を1月末まで継続すると発表しました。1月10日現在の状況について下記をご参照ください。
移動
フランス国内の移動は2020年12月15日以降、特例外出証明書なしに地方間の移動も含め、6時~20時の間で可能となっている。
20時~8時までは夜間外出禁止令が発令中。
2021年1月1日、ウィルスの蔓延が深刻な以下15の県(主にフランス東部)において、夜間外出禁止令の適用時間が18時~6時に拡大された。
- アルデンヌ
- マルヌ
- ムーズ
- ムルト・エ・モゼール
- モゼール
- オット・マルヌ
- ヴォージュ
- オット・ソーヌ
- テリトワール・ド・ベルフォール
- ドゥー
- ジュラ
- ソーヌ・エ・ロワール
- ニエーヴル
- オット・ザルプ
- アルプ・マリティーム
1月10日以降は下記8県も新たに18時以降の夜間外出禁止令の対象となった。
- シェール
- アリエ
- コート・ドール
- ヴォークリューズ
- アルプ・ド・オット・プロヴァンス
- ブッシュ・ド・ローヌ
- オ・ラン
- バ・ラン
1月12日以降、ヴァ―ル県およびドローム県についても18時以降の外出禁止令の対象となる。
- ヴァール
- ドローム
海外県・海外領土への移動については72時間以内のPCR検査の陰性証明書を提示しなければならない。
マルティ二ーク、グアドループ、レユニオンへの移動については受診機関での抗原検査の陰性証明書でも代わりとして認められる。各領土における具体的な措置については政府のサイトについて詳細が記されている。2月8日まで、コルシカへの移動を希望する11歳以上のすべての者はPCR検査または抗原検査の陰性証明書が必要となる。
外出禁止令の県別適用時間 出典:フランス内務省 水色部分が20時以降、青色部分が18時以降の外出禁止エリア
施設の再開と閉鎖状況
商店 : 11月28日以降、レストランを除くすべての商店の営業が可能になっているが、衛生面での規則(客一人当たり8平方メートルを保つ)は引き続き守らなければならない。
礼拝施設: 11月28日以降、礼拝施設は次の条件で規則を守りながら再開が可能になっている。
- 個人または家族単位(同じ世帯に居住するグループ)の間で二席分の空席を取る。
- 1列ごとに空けて着席する。
宿泊施設:12月15日以降、ドミトリーホテル、アパートメントホテル、レジデンスヴィレッジ、ヴァカンス村、ヴァカンス用ファミリー型住宅、キャンプ場は営業再開が認められている。 ホテルの営業も認められている。これら施設内のレストランやバーのエリアはクローズしているが、ルームサービスの提供は認められている。
スキー場: 12月15日以降、スキー場は客の受け入れが再開できるものの、集合施設のオープンやリフトの運転再開はまだ認められない。 これら施設の再開は2月上旬を目途とするが、衛生状態が好転することが条件となる。
文化施設:文化施設(美術館・博物館、劇場、コンサート会場、映画館)の閉鎖は続けられる。
これらの再開は2月上旬を目途とするが、衛生状態が好転することが条件となる。レストラン: レストランとバーは少なくとも2月中旬までは続けられる。
営業再開は衛生状態が好転することが条件となる。衛生的な措置をとることも求められる。スポーツ施設: ジムについても2月中旬まで閉鎖が続けられる。
スポーツ観戦施設の観客受け入れは停止されたまま、再開の目途は現状で立てられていない。
以上