2014年5月30日、AWA ODORI PARIS 2015プロジェクトが在日フランス大使館にて正式に発足いたします。
AWA ODORI PARIS 2015は、来年の5月22~25日の期間、パリの名所ヴォージュ広場を中心に繰り広げられる、日本文化のイベントです。ヴォージュ広場があるのは、世界有数の観光スポットが集まるパリ4区。年間の訪日外国人旅行者数を25%上回る1300万人が訪れるパリ4区において、阿波おどりの祝祭感を可能な限り忠実に再現し、海外では未だ知られていない日本の魅力を発信します。
国内最大の祭である阿波おどりは、毎年8月に徳島と東京・高円寺を筆頭に、全国各地で開催されます。その盛り上がりはリオのカーニバルにも匹敵し、1万5000~7万5000人の老若男女が踊り手として参加するほか、観客は100~300万人にのぼります。
しかしながら外国人観光客が少なく、日本のイメージアップとインバウンド観光の振興において絶好の機会を逃してしまっているのが現状です。例えば、リオのカーニバルは、2012年には85万人の観光客を集め、25万人相当の短期雇用または収入を創出し、ブラジル経済に6億2800万ドルをもたらしています。また、ロンドンで開催されるノッティングヒル・カーニバルの場合、2012年には1億5600万ドルの経済効果を生み出しています。各地で開催される「祭」を、元気な日本の象徴とし、新たな切口で日本文化を海外に伝えるのがAWA ODORI PARIS 2015です。
プロジェクトの発起人は、ジャーナリストのレジス・アルノーと歳川隆雄。3年の月日をかけて、踊り手の「連」、日仏の企業経営者、そして海外での日本振興策に関心を抱く政治家、関係省庁に実現を働きかけてきました。5月30日 (金)にフランス大使館にて開催される発足記念パーティーでは、クリスチャン・マセ駐日大使、太田昭宏国土交通大臣、石原伸晃環境大臣、後藤田正純内閣府副大臣、仙谷由人元官房長官、株式会社ぐるなび代表取締役会長滝久雄氏、エアバス・ジャパン株式会社代表取締役社長ステファン・ジヌー氏をはじめ、プロジェクトの賛同者の多くが一堂に会します。さらにフランスの主要な文化人であり、パリ4区の区長を務めるクリストフ・ジラール氏もフランスから出席。内閣総理大臣夫人である安倍昭恵氏からのメッセージも紹介される予定です。
詳細は press@tokyo-story.com までお問い合わせください