2023年度フランス観光親善大使に大野均さんを任命

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Press release

 フランス国家唯一の観光推進機関であるフランス観光開発機構(Atout France アトゥー・フランス 本部パリ)は、ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会の開幕前 100 日前となる 5 月 31日、2023 年度フランス観光親善大使に元ラグビー日本代表の大野均氏を任命いたしました。

 フランス観光親善大使のタイトルは 2000 年、フランス観光開発機構の前身であるフランス政府観光局が創設し、フランスに縁のある著名人の個人的な視点からフランスの魅力を発信してもらうことを目的にこれまで 46 人の方が任命されています。フランスは 2023 年にラグビーワールドカップ、2024 年にオリンピック・パラリンピック競技大会と二つの国際スポーツイベントの開催を控えることから、フランス観光開発機構はスポーツを観光プロモーションの主テーマに据え、当分野の著名人を観光親善大使に任命することを決定いたしました。

 任命されたのは元ラグビー日本代表で、現在は東芝ブレイブルーパス東京のアンバサダーを務める大野均氏。大野氏は三度のワールドカップ出場と、国際試合 98 回の出場記録から、選手時代にル・アーヴル、ボルドー、リヨン、トゥールーズなどフランス各地への滞在経験を持たれています。また2022 年にはフランス観光開発機構が実施したワールドカップ開催地域への視察旅行(トゥールーズを含むオクシタニー地方、ニースを含むプロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方、ナント)に参加し、様々なメディアを通じて滞在地の魅力を発信して下さいました。ワールドカップ本年となる 2023年、フランス観光開発機構は「2023 年度フランス観光親善大使」のタイトルをお引き受け頂き、観光立国フランスの広報活動へさらなるご協力をお願いいたしました。

 2023 年 5 月 31 日にフランス大使館で行われた任命式では、フィリップ・セトン駐日フランス大使、カロリーヌ・ルブシェ フランス観光開発機構総裁が署名する任命状が、セトン大使より大野氏へ手渡されました。

大野均(Ohno Hitoshi)氏プロフィール

1978 年 5 月 6 日生まれ。福島県出身。現役時代のポジションは LO(ロック)、身長 192cm。ニックネームは「キン」。座右の銘は「灰になってもまだ燃える」。高校までは野球部に所属し、ラグビーを始めたのは日本大学工学部進学後。2001 年に東芝府中ラグビー部(現:東芝ブレイブルーパス東京)に入団し、2004 年にラグビー日本代表に初選出、日本代表としてフランス各地に遠征、強化合宿を行い、2007 年フランス大会にてラグビーワールドカップ初出場。その後、2011 年、2015 年と 3 大会連続でラグビーワールドカップに出場。国際試合出場記録 98 は日本代表歴代最多。ジャパンラグビートップリーグでもベストフィフティーンに 9度選出、リーグ通算出場記録 170試合など、ラグビー界のレジェンドとして活躍した。2020年、19 年の現役生活を終えチームの普及担当に就任。2021 年からは、東芝ブレイブルーパス東京のアンバサダーとして活躍している。