
フランス西部、ロワール河が大西洋に注ぐ手前に位置するフランス第6番目の都市ナントNantesからプレス資料をお届けします。
アートの街
ジュール・ヴェルヌの故郷にふさわしく機械仕掛けの空想上の動物が動くアトラクションパーク「レ・マシーヌ・ド・リル」がある街、またクラッシックイベント「フォル・ジュルネ」の発祥地として知られるナントは、街の中にアートを取り入れることで観光業の発展に成功しています。
2011年には、ナント市観光局が、ナントの文化施設やイベントの管理実施団体と合併し、「ル・ヴォワイアージュ・ア・ナント(ナントへの旅)」というひとつの団体に集約され、以降、観光促進と文化事業が同じブランドの中で進められています。
「ル・ヴォワイアージュ・ア・ナント」には、さらに別の意味もあります。 街の中のアートスポットを巡る15キロの観光周遊ルートがありますが、これも「ル・ヴォワイアージュ・ア・ナント」という名がつけられています。 さらに毎年7、8月に行われるアートイベントも「ル・ヴォワイアージュ・ア・ナント」と呼ばれます。
今回届いたプレス資料では、ナント観光で欠かせない3つの要素について解説します。 1) Le Voyage à Nantes ル・ヴォワイアージュ・ア・ナント(アートスポットを巡る周遊ルートと夏のアートイベント) 2) Les Machines de l'Ile レ・マシーヌ・ド・リル(機械仕掛けの動物がいるアトラクションパーク) 3) Estuaire エスチュエール(ナントから河口の街サン・ナゼールまで続くロワール河沿いのインスタレーション群)
資料1 ナント観光局プレス資料
ナント発モンサンミッシェル、古きよきブルターニュをモダンアートで巡る旅
「ル・ヴォワイアージュ・ア・ナント」は、ナントがブルターニュ公国の首都であったことのアイデンティティを忘れず、ナントからレンヌ、サン・マロ、モン・サン・ミッシェルまで抜けるブルターニュの旅程を開発しました。テーマは、伝統あるブルターニュの地でありながら、現代建築や現代アートのスポットを巡るとういうもの。
資料2「古きよきブルターニュをモダンアートで巡る旅」