シャンパーニュとブルゴーニュのブドウ畑が世界遺産登録に

シャンパーニュ街道の看板
シャンパーニュのカーヴ
ブルゴーニュのブドウ畑
Press release

2015年6/28(日)~7/8(水)にかけてドイツのボンで開催された第39回世界遺産委員会にて、フランスでは新たに2カ所が世界遺産に登録されました。登録されたのは、有名な2大ワイン産地であるシャンパーニュとブルゴーニュのブドウ畑です。広報用画像の問合せは下記担当者まで。

シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ

「シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ Coteaux, Maisons et Caves de Champagne」は「農工システムにより組織化された地域の領土と社会、ならびに祝祭の彩りとしての世界的認識」に鑑みて<文化的景観>としての申請をし、登録を受けました。

なだらかな丘陵に広がるブドウ畑はフランスを代表する景色でもあります。また、石材を切り出した後の地下空間がシャンパーニュの熟成庫として利用されるなど、人々が土地と結びつき、自然に働きかけて作り上げてきた景観です。

http://paysagesduchampagne.fr/uk/

ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ

「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ Les Climats du vignoble de Bourgogne」は「人類が2千年をかけて育み、世界に伝播した他所にはないブドウ栽培のモデル」として<文化遺産>分野での登録を受けました。

黄金の丘と呼ばれる地域を中心に開墾されたブドウ畑は、キリスト教、とりわけブルゴーニュ地方を核とした修道院制度とともに発展しました。確固たる地位を確立したワイン造りはビジネスモデルとして世界各地で踏襲されています。

http://www.climats-bourgogne.com/en/

フランスの世界遺産登録地は41ヶ所に

上記2件の登録をふまえ、2015年7月、フランスの世界遺産登録地は41ヶ所となりました。

Contact

増田真由美 / 森由美子
フランス観光開発機構 広報担当