2015年12月17日、ローラン・ファビウス外務・国務開発大臣臨席のもと、世界の最高峰レストラン1000軒をランキングした「ラ・リスト (La Liste)」がフランス外務省庁舎にて、発起人であるフィリップ・フォール フランス観光開発機構理事より発表されました。
「ラ・リスト」は客観的で透明性のある、国際的なランキングを提案します。独立性を確保するために公的資金は一切受けず、各国のレストランガイドを内密に評価(インターネットで30万件調査)したシェフ各自の経験に基づいています。口コミサイトを含めて100カ国で200のガイドのデータを加重平均する方法が採られました。
こうして「ラ・リスト」は世界5大陸のレストランを選定しました。国別レストラン数では日本が127でトップ、次いでフランス(118)、アメリカ(101)、中国(69)、スペイン(52)が続きます。
トップ10は次のとおり 。フランスのレストランが3軒ランクインしています。
- レストラン・ド・ロテル・ド・ヴィル(スイス)
- パー・セ(アメリカ)
- 京味(日本)
- ギー・サヴォワ(フランス)
- シュロスシャウエンスタイン(スイス)
- エルセレールデカンロカ(スペイン)
- 銀座久兵衛(日本)
- メゾン・トワグロ(フランス)
- オーベルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ(フランス)
- ジョエル・ロブション(日本)
また、シェフ個人のランキングで見ると、1位ジョエル・ロブション、2位アラン・デュカス、3位ピエール・ガニェールと、いずれもフランスのシェフがトップ3を独占し、フランスの食のレベルの高さが示される結果となりました。