世界遺産大国フランス イルドフランスの世界遺産

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プロヴァン

フランスは、世界でも年間観光客数が多い「観光大国」として有名ですが、実は「世界遺産大国」としても有名です。絶景が広がる自然遺産から歴史と文化を肌で感じることができる文化遺産、複合遺産と様々な世界遺産が点在しています。

セーヌ河岸

 セーヌ川はパリの中心を流れています。パリの歴史をさかのぼると早くからセーヌ川は経済的効果があるとされており、シュリー橋からイエナ橋までの間を数多くの歴史建造物が並んでおり、ノートルダム大聖堂、サント・シャペル、ルーブル美術館、アンヴァリッド、コンコルド広場、グラン・パレ、エッフェル塔などがあります。

フォンテーヌブローの宮殿と庭園

 12世紀からフランスの王様たちにもっとも愛されたフォンテンブローの宮殿は、はもともと王の狩猟場として利用された広大な森の中に位置し、その昔、王様たちが狩猟を楽しんでいました。16世紀、フランソワ1世が小さなローマを意識し森を拡張し、お城はイタリアの建築とルネッサンスの建築を取り入れた作りとなっています。フォンテーヌブローの宮殿は様々な王様の手により磨かれました。ナポレオン一世は 最もフォンテーヌブローの宮殿を愛したと言われています。
 フォンテーヌブローの庭園はフランスの歴史を物語っています。フランソワ1世、ヘンリー4世、そして1660−1664年にはアンドレ・ル・ノートルの手によって整えられ、現在ではヨーロッパ一広い敷地とされています。
1981年よりフォンテンブローの城と庭園はユネスコの世界遺産に指定されています。
http://www.musee-chateau-fontainebleau.fr

ヴェルサイユ宮殿と庭園

 フランス絶対王政時代を象徴する壮麗な宮殿です。ルイ14世が、自らの宮殿として建造しました。内部の豪華な彫刻や室内装飾は壮大な建造物を引き立て、バロック様式の建築と造園が見事に調和した傑作です。グラン・アパルトマン(メインの宮殿)、小トリアノン宮殿、大トリアノン宮殿と庭園は半世紀もの月日を費やし作られたものです。ルイ14世は狩猟トロフィーの建物拡張を命令し、王様の権力を象徴する宮殿にしていきました。ヴェルサイユ宮殿はヨーロッパの国々の王家のモデルにもなりました。 1979年よりヴェルサイユ宮殿と庭園はユネスコの世界遺産に指定されています。
http://www.chateauversailles.fr/

中世市場都市プロヴァン

 プロヴァンの街は12世紀−13世紀の商人の生活をそのまま残したような街です。 ヨーロッパ全土からのアクセスの良さもあり、プロヴァンは強大な勢力を誇ったシャンパーニュ伯のかつての領地内にある要塞都市であり、中世のシャンパーニュの代表的な経済都市でした。 2001年より中世市場都市プロヴァンとしてユネスコの世界遺産に指定されています。
www.provins.net