ノルマンディー印象派フェスティバル2020

ジヴェルニーのモネの庭
「未知の土地への旅:コタンタンのブーダン、ルノワール、シニャック...」展よりポール・シニャック、ガットヴィル灯台  Le phare de Gatteville, Paul Signac, vers 1934, huile sur Carton
「電燈が照らす夜」展より マキシム・モフラ、夜の幻想-1900年万国博覧会、ランス美術館所蔵 Maxime MAUFRA (1861-1918), Féérie nocturne - Exposition Universelle 1900, 1900, huile sur toile, 65,9 x 80,8 cm, Reims, Musée des Beaux-Arts
「屋外、コローからモネまで」より クロード・モネ、トゥルーヴィルの浜辺 Sur la plage à Trouville, Claude Monet
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新型コロナウィルスの影響により、当フェスティバルの開幕を当面延期いたします。開幕時期については決定次第お知らせいたします。

印象派発祥の地ノルマンディーでは今年、「ノルマンディー印象派フェスティバル2020」を地域内全土で実施いたします。

2020年4月3日から9月6日まで開催されるノルマンディー印象派フェスティバル。10年目を迎える今年のフェスティバルでは、印象派の創造活動に焦点を当てる500以上のイベントが開催されます。 充実した展覧会に集められた傑作群を鑑賞し、画家たちがイーゼルを構えた息を飲む風景に包まれながら芸術家の魂に湧き上がった感情を体験し、彼らが暮らした家、庭、アトリエを訪れて、彼らの魂の内奥に触れる旅に出てみませんか。

ノルマンディー印象派フェスティバルとは

芸術史で最も重要な潮流のひとつ、印象派をテーマに一大イベントを開催するというアイデアが、2010年にノルマンディーで生まれました。2010年、2013年、2016年と、回を重ねるうちにフランスの重要なアート・イベントのひとつになったノルマンディー印象派フェスティバルは、今日、印象派の創造活動に焦点を当てて多分野にわたって企画されるフェスティバルとなっています。

2020年で第4回となり、エリク・オルセナが代表を務めるノルマンディー印象派フェスティバルは、その10年の歩みを記念し、フィリップ・ピゲ総合ディレクターが考案した新しい方式で運営されます。2020年のフェスティバルでは、全イベントを単一のテーマで構成するのではなくて、「日々移りゆく色」という、豊かで解釈の余地を含む多面的なテーマを中核とします。印象派の画家たちは、まさに絵画の革命となる色彩のプリズムを通して、彼らの日常と、当時の社会の変化を映し出す題材を描きました。産業革命が起こり、社会、経済、都市に影響がもたらされ、それによって新しい社会階層と、これまでにない行動様式(休暇、収集など)が花開いていったのです。

人々の物の見方や世界観を大きく変えた芸術運動という視点から、第4回フェスティバルは、この芸術運動の同時代性を気づかせると同時に、その時代に浸りきることのできるイベントを目指しています。

日々移り行く色

フェスティバル総合ディレクター、フィリッピ・ピゲにとって、19世紀後半にヨーロッパで起こった産業革命と、それがもたらした大変動は、印象主義という近代で最初の革命的絵画運動と切っても切れない関係にあります。1874年、絵画・彫刻サロン(当時の美術アカデミーによって公式に認められた作品のための展覧会)に展示を断られ続けていた30名ほどの芸術家たちが互いに助け合って組織的にまとまり、何らの後援を受けずに独立して作品を発表することにしました。1886年まで彼らが開催した8回の展覧会は、芸術界において、その歴史を根底から覆しました。 印象派の画家たちが共通して追い求めたのは、家族、余暇、仕事、新産業、社会の変貌など、刻一刻と変わる生活を、その当時まで実践されていたアカデミックな規範から完全に脱して表現できる絵画です。純粋に抽象的な美学のために、彼らが色彩に施した処理は、少しずつ題材の束縛から離れて、ついに消えてしまうまでになりました。 ノルマンディー印象派フェスティバル第4回は、この芸術運動を再考し、美しい風景の牧歌的でさえある「紋切り型」表現にとどまらない、まさに「時代の証人」であることを証明します。というのも、印象派の画家たちが懸命に実践したことは、彼らが感じたことを最も正しい方法で表現することであり、感性と知性とに同時に訴えかける知覚の反響として世界を絵画にすることでした。そこで、彼らは人生と人間が置かれた状況から新しいテーマを見出しました。

最も広い意味での風景が、印象派のDNAであり、画家たちの世界観に枠組みを与えるきっかけだった一方で、彼らは自然や都市で、また職場や余暇において見られる、あらゆる社会的変化を注意深く見守りました。こうして、彼らの芸術領域を充実させる革新的なモデルと作業手順を取り入れながら、その当時の一潮流を形成したのです。ノルマンディー印象派フェスティバルは、このような実際の創作につながる推進力の意味深さに光を当てます。「日々移ろう色」という中心テーマに沿いながら、ノルマンディー地方の全域にわたって公的機関、協会、私的団体等によって実施される展覧会、イベント、アクティビティなど、多分野を統括する委員会によって、ノルマンディー印象派フェスティバルは企画・運営されます。

主要展覧会

印象派関連の展覧会

  • 灼熱の都市 4月4日〜9月20日 カーン美術館

  • 「電燈が照らす夜」4月4日〜9月20日 アンドレ・マルロー近代美術館(於ル・アーヴル)

  • 「フランソワ・ドポー、600点の絵を収集した男」 4月3日〜9月7日 ルーアン美術館

  • 「屋外、コローからモネまで」 3月28日〜6月28日 ジヴェルニー印象派美術館

  • 「エトルタの発明。印象派黎明期のウジェーヌ・ル・ポワトヴァンと友人たち」 2020年4月3日〜9月6日 ペシュリー博物館(於フェカン)

  • 「エヴァ・ゴンザレス。アンリ、ジャンヌ、エドゥアール。その芸術の全体像」 6月20日〜9月27日 ディエップ美術館

  • 「未知の土地への旅:コタンタンのブーダン、ルノワール、シニャック...」 6月5日〜9月6日 トマ・アンリ美術館(於シェルブール・アン・コタンタン)

コンテンポラリーな創作活動へのかかわり

  • ダニエル・ビュランによる「帆/画布、画布/帆」ボートレース 7月18日〜9月20日

  • 印象派ルーアン2020

  • 光のカテドラル 毎夜 (於ルーアン)

  • 「カラー・オブ・タイム」(於グランヴィル)

公式サイト

「ノルマンディー印象派フェスティバル2020」
www.normandie-impressionniste.fr

「印象派を巡る旅」
印象派を巡る旅.com

日本語冊子2020年版がダウンロード可能です!

日本語冊子

プレス資料

詳細は下記プレス資料をご覧ください。

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Ms. Sabine Pannier
Normandy Tourism
14 Rue Charles Corbeau
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France
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