画像 1)オルセー美術館 ©Paris Tourist Office - Photographe : David Lefranc; 2) ルーヴル美術館 ©Paris Tourist Office - Photographe : David Lefranc - Architecte : Ieoh Ming Peï; 3)ブルス・ド・コメルス ©Courtesy Bourse de Commerce - Pinault Collection - Philippe Guignard; 4) パヴィリオン6 ©VALODEPISTRE ARCHITECTESATLAV - AJN; 5) トゥール・ダルジャンのバゲット ©Pierre-Emmanuel De Leusse Spartium; 6) マカロン ©Paris Tourist Office - Photographe : Amélie Dupont; 7) フォンテーヌブロー城 ©Fotolia; 8) ランブイエ城のファサード ©Laurent Gueneau
PARIS パリ
エッフェル塔、シャンゼリゼ、ルーヴル、セーヌ川とクルージング……そうした世界的に有名な観光名所やアクティビティを楽しもうと、人々はパリを訪れます。けれども多彩な顔を持つパリは、定番のコースからはずれて冒険しようとしている人にとびきりの「本物体験」を用意しています。 つねに変革し、みずからを変えつづけてきた光の都パリは、近年、緑の都市に生まれ変わりました。パリでは街路や通りと、500を数える公園や庭が気持ちのいいそぞろ歩きの舞台となっています。また、環境にやさしい交通が推進される一方で、壁や屋根の緑化と都市農業の拡大が図られました。 加えてパリは、世界に名だたる美食の都。パリの一大ムーブメント、le Fooding®の影響を受けた、よりモダンで開放的で、クリエイティブかつ革新的な料理を通じてもその魅力を露わにしています。ミニレストランやエピスリーで食事する、シェフの料理ショーを観に行く、ユニークなおまかせコース料理を堪能する、星を持つシェフに料理を習うなど、パリでは味覚を刺激する方法も盛りだくさん。クオリティとカジュアルさを両立させた「ビストロノミー」を売りにする店も数多くそろっています。 パリはまた、国際的な大型スポーツイベントの開催地でもあります(サッカー欧州選手権「ユーロ2016」、2019年バレーボール欧州選手権「ユーロバレー」の決勝戦、ゴルフのライダーカップ、サッカー女子ワールドカップ、フランス初開催となるNBAバスケットボールの試合など)。さらに2024年に開催されるオリンピックとパラリンピックに先立ち、2023年にはラグビーワールドカップの試合も予定されています。
RWC2023スタジアム
- Stade de France スタッド・ド・フランス
- 80 056 席
必見の場所
- エッフェル塔 Tour Eiffel : パリ、さらにはフランスのシンボルであるエッフェル塔は1889年の万国博覧会にちなみギュスターヴ・エッフェルの設計で建てられました。世界で最も訪れる人が多い観光地のひとつです。
- オルセー美術館 Musée d’Orsay : 印象派コレクションで世界中に知られるオルセー美術館ですが、1848~1914年における西欧のあらゆる芸術作品を所蔵する館でもあります。絵画から彫刻、装飾芸術、写真から建築に至るまであらゆる形態の美術作品のコレクションを有しています。また、建物の美しさにも目を奪われることでしょう。もとは1900年の万国博覧会のために作られた宮殿のような佇まいの駅舎でした。
- ルーブル美術館 Musée du Louvre: パリに行くたび訪れる価値がある場所、それがルーヴルです。パリ最大の美術館にして至宝と呼ばれる作品がいくつもあるのですから。中世から1848年までの西欧美術、古代文明(東洋、エジプト、ギリシャ、エトルリア、ローマ)から幾何学文様などのイスラム芸術を集めています。王宮跡を改築した美術館では展示室から展示室へと進むたび、モナリザ、メデュ―ス号の筏、ミロのビーナス、サモトラケのニケなど幾つもの傑作が待ち受けています。約3万5千点の収蔵品を展示しています。
- ガリエラ宮(パリ市立モード博物館)Palais Galliera : 19世紀に建造されたガリエラ宮は今日パリ市立のモード博物館となっています。10万点を超える服、アクセサリーのコレクションは世界最大規模で、フランスの18世紀から今日に至るまでの身なりの規範や、服装の慣習を見せてくれます。
ぜひ試したい食
- トゥール・ダルジャンTour d’Argentのバゲット : パリを代表する老舗レストラン、トゥールダルジャンが開いたパン屋で買えるバゲット(フランスパン)をお試しあれ。明るい大理石の店内には、すぐ後ろの工房でできたパンが並びます。
- マカロン Macarons アーモンドパウダーがベースの小菓子は、カトリーヌ・ド・メディシス女王の時代、16世紀にできたフランスを代表するパティスリーです。
新情報
- パリ・ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場Paris Expo Porte de Versaillesの「パビリオン6」 : 屋上には14 000平米を超える欧州最大の都市型農園がお目見えします。見学と試食ができるコースが設置されます。
ブルス・ド・コメルスBourse de Commerce : かつての穀物取引所が美術館として蘇ります。設計は安藤忠雄
オテル・ド・ラ・マリーヌHOTEL DE LA MARINE:コンコルド広場にあるフランスの歴史建築のひとつである「オテル・ド・ラ・マリーヌ」が2021年4月から一般公開の予定です。もとは国有備品保管庁の前身であった王立調度品保管庁の建物がフランス海軍省の施設となったため、王政から今日に至るまでフランスの変遷を示す場所となっています。入場者は3D空間が見えるレシーバーをつけることで、調度が復元された室内の様子をそのまま感じることができ、コンコルド広場に開けたバルコニーに続く壮麗な大広間を見ることができます。
周辺の見どころ
フォンテーヌブローFontainebleau : フォンテーヌブロー城は主にルネサンスとクラッシックスタイルによる王家の城で、パリ南東約60キロに位置するフォンテーヌブローの街のそばにあります。フランソワ1世からナポレオン3世まで、フランスの国王や皇帝が好んで滞在した場所であり、フランス史の中心的舞台でした。
ランブイエRambouillet : 豊かな森の端に位置する「芸術と歴史の街」であり、王家のお膝元であった街。14世紀に建造されたランブイエ城をはじめ、歴史遺産がある。
地元の有名クラブ
- スタッド・フランセ・パリ・リュグビーStade français Paris rugby;
- スタッド・フランセ・パリ・リュグビーStade français Paris rugbyはパリを本拠地するラグビークラブで、設立は1882年。1995年にパリの2つの総合スポーツクラブ、スタッド・フランセとCASGパリのラグビー部門が合併して現在のクラブになりました。フランスのプロ1部リーグ「トップ14」に所属し、フランス選手権での14回の優勝を誇ります。
ラグビー好きにおススメ
- ブティック・デ・ローズ・スタッド・フランセ Boutique des Roses Stade Français スタッド・ド・フランセの公式ショップ https://boutique.stade.fr/fr/content/6-la-boutique-des-roses
- オ・フュ・エ・ア・ムジュール!Au fût et à mesure : それぞれのテーブルに一体型ディスペンサーが取り付けられ、客みずからがバーテンダー役をこなすユニークなパブ。注文はタブレットのタッチパネルで行います。フランチャイズシステムで営業。