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ロワール渓谷はフランス国内では最も広域にわたる世界遺産で、「フランスの庭」として知られています。この中には20余りの古城があり、その敷地は王家の住いとして使用されていました。オルレアンなどロワール渓谷の主要な町も少なくともローマ時代までさかのぼるルーツを持ち、川沿いの要衝となる位置を占めています。オルレアンはまた1429年にジャンヌ・ダルクによって解放された、歴史的に重要な意味を持つ町でもあります。自転車好きにお知らせ、黒海と大西洋を結ぶ自転車道ユーロヴェロルート6号線Eurovéloroute N°6はオルレアン（とその周辺に広がる世界的に有名なワイン産地）を通っています！

おもしろエピソード

• オルレアンは時に「パリの21番目の区」と呼ばれることがあります。
• ロワール渓谷はフランスにあるユネスコ世界遺産の中では最も広範囲にわたります。

代表的な見どころ

サント・クロワ大聖堂Cathédrale Sainte-Croix: ネオゴチック建築の華。ジャンヌ･ダルクの生涯を描いたステンドグラスがあります。

必見ミュージアム

オルレアン美術館Musée des Beaux-Arts: フランスの地方にある美術館としては最古のもののひとつ。15世紀から20世紀のヨーロッパの美術品コレクションを所蔵しています。

おいしいもの 

• コティニャック・ドルレアンCotignac d'Orléans: マルメロ（セイヨウカリン）のゼリー。その歴史は中世の時代にまで遡ります。
• オルレアンのワイン: 全て地元で育った上質のブドウから作られます。

郷土の有名人

ジャンヌ・ダルクJeanne d’Arc: 17歳の少女はフランスをイングランドからの解放に導き、イングランドを相手に戦った百年戦争でフランスの命運を変えました。

新着情報

2020

• オルレアン美術館Musée des Beaux-Arts [3]、 オテル・カブHôtel Cabu、考古学歴史博物館Musée d’Histoire et d’Archéologieが再オープン予定

• ロワールがユネスコ世界遺産に登録から20周年

こんな見どころも 

• ブロワBlois: 最重要の見どころは7代の国王が住んだお城。数世紀にわたる歴史の中には血なまぐさいできごとも。もうひとつは城の向かいにあるマジックの館Maison de la Magieです。
• シャンポール城Château de Chambord: 狩猟のための館として建てられたルネサンス様式のロワール渓谷最大の城。広大な敷地に建ち、周囲を32kmにもおよぶ壁で囲まれています。
• シュヴェルニー城Château de Cheverny: 個人所有の城。家具、タペストリー、美術品のコレクションを所蔵し、室内装飾も見事です。

パリからのアクセス 

• 車で: 高速A10号線（アキテーヌハイウェイAutoroute l'Aquitaine）で1時間10分(128km)。
• 列車で: パリ・オステルリッツ駅Gare d'Austerlitzからインターシティで約1時間5分。

オルレアンとその周辺（「デザインとロマンス」モデルコース含む）の見どころ、アクティビティについての 詳細はこちら [4]