Top French Cities—至高のアーバンツーリズムを
フランスの地方には綺羅星のごとく個性豊かな都市が存在します。その中でも選りすぐりの29都市が集結し、「Top French Citiesトップ・フレンチ・シティーズ」の名のもと、都市滞在型の旅を提案します。それぞれの都市がそれぞれのやり方で提案している多様性に富んだ豊かな歴史、遺産、文化イベント、美食文化、そしてフランスが大切にする「ジョワ・ド・ヴィーヴル(生きる喜び)」の多様性を、「Top French Cities」を通じて発見してください。
南仏のマルセイユ、ブルゴーニュ地方のディジョン、アルザス地方のミュルーズ、フランドル文化の影響を受けたリール、ブルターニュ地方のレンヌ、ローヌ・アルプ地方のクレルモン・フェラン、オクシタニー地方の中心都市トゥールーズ……。これらの都市に共通するものはなんでしょう?それは「フランス」という総体の概念です。フランスとは数千年の歴史の産物であり、その歴史はこの国をつくり上げている建物、伝統、人々に染み渡っています。そしてそうしたすべての要素がフランスの都市に、ほかのヨーロッパのデスティネーションのどことも違う輝きを与えているのです。
パリ、プロヴァンス、コート・ダジュール、シャンパーニュ、ノルマンディーといった観光ブランドと並び、Top French Citiesの加盟都市もまた、フランス文化の現代性、創造性、エレガンス、時代精神を象徴する拠点となっています。
1. TOP FRENCH CITIESの29都市を知る
2.TOP FRENCH CITIESが提案する7つの周遊ルート
3.このテーマならこの都市へ~テーマ別取材のアイディア
4.季節情報
-Top French Citiesについて–
Top French Citiesはボルドーのような地方の首府からアヴィニョンやマルセイユのような中核都市まで29の都市が加盟する団体です。加盟都市は若い旅行者やファミリーを含め、それぞれの予算に合わせてフランスならではの本物の経験と楽しみを追求するすべての人々の旅先として理想的です。加盟都市のほとんどが大学を有しており、若々しい雰囲気に包まれています。と同時に、それぞれが属している地方の遺産と個性も反映しています。さらに、多くの都市が未来を先取りし、マルセイユのレ・ドックles Docksで見られるように、歴史建造物を再利用して現代アートを紹介したりイベントを開催したりしています。さらに、多くの都市で新たに現代的なミュージアムが創設または整備され、歴史ある建築遺産との対比を際立たせています。たとえば、ニームでは円形闘技場の真ん前に古代ローマの文明を紹介する最先端の施設、ロマニテ博物館Musée de la Romanitéが誕生しました。また、ナントでは風変わりな機械仕掛けの生きものたちが創作され、ル・アーヴルではコンクリート造りの建築群がユネスコの世界遺産に登録されています。