アイテナリー:地中海から大西洋沿岸へ ― モンペリエ、トゥールーズ、ボルドー、ラ・ロシェル

Press release

コースの紹介 https://jp-res.france.fr/press/DP2019/ClusterVilles/CarteTFC2019_SudOuest.jpg

フランスの都市で目にするもの、それが得られるすべてではありません。地中海から大西洋まで、都市のそれぞれが持つ素晴らしい個性に触れるため、一歩踏み込んだ旅をしてみましょう。コースの途中、世界最大とされる高級ワインの産地の懐にも立ち入ります。


モンペリエMontpellierの美しいエキュソンEcusson地区は細い路地や壮麗な建物がある歩行者専用の旧市街です。中世以来1000年の歴史を誇りますが、広い大通りや壮大な建築物を備えた周囲の現代的な街並みとも、フランス一広大なブドウ畑とも違和感なく共存しています。モンペリエではすべてが1つに溶け合って大きな魅力を放っているのです。

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トゥールーズToulouseはその歴史ある建物に使われているレンガによって魅惑的なバラ色の輝きを放っています。さらに、フランス最大規模の大学、エアバス本社、ミディ運河など文化や科学の面で重要な施設を抱えており、フランス第4の都市として底力を発揮しています。

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ボルドーBordeauxは今、日が昇るたびに街が新たに生まれ変わっているかのよう。それはこの街が修復と再開発の大規模プログラムを経て、そのパワーとステイタスを目覚ましく向上させているからです。ボルドーが抱えているものーーそれは350の歴史的記念物、数々の文化イベント、世界レベルのハイクオリティーなショッピング、ハイテク公共交通機関、そして人生最後の日に食べたいような魅惑の美食です。

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ラ・ロシェルLa Rochelleにある塔は幾世紀にもわたり歩哨として旧港を見守ってきました。その隣にはアーケードのついた通りと木組みの家を持つ旧市街があり、その昔、そこには商人と船乗りたちが住んでいました。今では観光名所となった塔や旧市街は、新世界への出発地としてかつてラ・ロシェルが果たした役割を今なお強く想起させています。 

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コースの途中の見どころ

モンペリエの先

  • コリウールCollioure:保護されたビーチと安全な港以外は、ピレネー山脈と地中海がぶつかる特異な地形が生み出した起伏のある海岸線が広がっている。
  • ペルピニャンPerpignan:陽光降り注ぐ広々とした通りにプラタナスとヤシの並木が木陰をつくり、それらを13世紀に建造されたマジョルカ王宮殿が見下ろしている。

モンペリエ~トゥルーズ

  • カルカッソンヌCarcassonne:異端のカタリ派の要塞都市。52ある塔からは周囲に広がるブドウ畑を見晴らせる。
  • アルビAlbi:司教都市(ユネスコの世界遺産)。旧司教宮殿(ベルビー宮Palais de la Berbie)にはトゥールーズ・ロートレックの傑作が収められている。

ボルドーの先

  • サン・テミリオンSaint-Emilion:偉大なワインの産地。スペインへ向かう巡礼者たちが11世紀より建て始めた教会、修道院、施療院も見どころ。


移動について

都市 都市間の最短距離 (目安) 鉄道/バスを使った都市間の移動所要時間(目安)
モンペリエ ↔ トゥールーズ 241 km 2時間10分(高速列車TGV)
トゥールーズ ↔ ボルドー 245 km 2時間10分(高速列車TGV)
ボルドー ↔ ラ・ロシェル 193 km 2時間5分(都市間鉄道)

都市と都市が離れており、かつ、見どころが広範囲に散らばっているため(回り道が必要なことが多い)、鉄道での移動がおすすめ。拠点となる都市に着いたあと、別の名所を日帰りで訪れることも可能です(その場合も鉄道を利用)。