都市概要:ラ・ロシェル

Press release

LA ROCHELLE – www.holidays-la-rochelle.co.uk

ラ・ロシェルの旧港Vieux Portは14世紀から17世紀にかけてはフランス屈指の重要な港で、入口にそびえ立つ3つの塔は何世紀にもわたってその見張り役を務めて来ました。今日ではこれらの塔は多くの観光客を惹き付けるとともに、ラ・ロシェルが重要な商業港かつ航海の中心地として果たした役割を想い起させます。ここから多くの冒険者たちが新世界へと旅立って行きました。カナダでモントリオールの町を築き上げたのもラ・ロシェルから出発した人たちです。旧市街のアーケード街や木骨組みの家並みは中世以来のものですが、今ではそこに多くの広々とした公園や美しいビーチ、そして160kmを超えるサイクリングロードも加わっています。


おもしろエピソード

ラ・ロシェル湾にある「地の果ての燈台Le phare du bout du monde」はチリのホーン岬にある燈台のレプリカで、SF作家ジュール・ヴェルヌはこれにインスピレーションを得て同名の小説を書きました。ラ・ロシェルが誇るマリーナは 4800もの船舶が停泊し、今では世界最大のマリーナのひとつです。


代表的な見どころ

旧港Vieux Port: ラ・ロシェルの旧港は3つの歴史ある荘重な塔、サン・ニコラ塔Tour Saint-Nicolas、シェーヌ塔Tour de la Chaîne、ランテルヌ塔Tour de la Lanterneに見守られています。14世紀の大時計門Porte de la Grosse Horloge を抜ければそこは旧市街。アーケード街に木骨組みの家々が軒を連ねています。


必見ミュージアム

海洋博物館Musée Maritime:模型の艦隊や実物大の船などの展示からは、航海の町ラ・ロシェルの歴史遺産を体感できます。  


おいしいもの

  • 新鮮なシーフード: 海の魚、ホタテ貝、牡蠣、ムール貝などバラエティ豊かな魚介類、甲殻類。
  • コニャックCognac: 世界に名だたるブランデーはラ・ロシェルにまで及ぶブドウ畑の産物。コニャックJ.ノルマンダン・メルシエ社 Cognac J. Normandin-Mercierは地元を代表する作り手です。


郷土の有名人

ヴィンシュルスWinschluss: マンガ作家、放送作家。とりわけアニメ映画「ペルセポリスPersepolis」の共同制作、共同監督を務めたことで知られています。


新着情報

2019

  • 市庁舎の修復工事が年末に終了予定


こんな見どころも

  • レ島Ile de Ré: 小さなビーチを持つこの島は2.9kmの橋でラ・ロシェルと結ばれています。17世紀の城壁や砦のあるサン・マルタン・ド・レSaint-Martin-de-Ré地区へは非常に快適なサイクリングロードが整備されています。
  • ポワトヴァン湿地Marais Poitevin: フランスで2番目に大きな湿地帯。縦横にはりめぐらした小さな運河は内陸ボート散策にうってつけです。(visit-maraispoitevin.com)
  • リュソンLuçon: 絵のような風景が広がり、樹齢170年のイチイの木々が林立する町。由緒あるカテドラルにはその昔ルイ13世の宰相も務めたリシュリウ枢機卿の司教座がありました。


パリからのアクセス

  • 車で: 高速A10号線(アキテーヌハイウェイAutoroute l'Aquitaine)で4時間30分(470km)。
  • 列車で: パリのモンパルナス駅Gare Montparnasse からTGVで約2時間30分。


ラ・ロシェルとその周辺(「地中海から大西洋岸」モデルコース含む)の見どころ、アクティビティについての 詳細はこちら