都市概要:ル・アーヴル

Press release

LE HAVRE – www.lehavretourisme.com

現在のル・アーヴルの町は第二次世界大戦で灰燼に帰した後に再建されたものです。爆撃で壊滅的な被害を受けたル・アーヴルでしたが、町は新たな都市計画による中心部の再建に全力をあげました。陣頭指揮に立ったのが鉄筋コンクリート使用のパイオニアだった建築家オーギュスト・ペレです。今ではペレの再建した都市ル・アーヴルはユネスコの世界遺産に登録されています。高くそびえる塔の内部に見事なステンドグラスを有する教会もその中に含まれ、アンドレ・マルロー美術館のような非常にモダンな建築群に花を添えています。マルロー美術館はフランス第2の印象派絵画コレクションを誇る美術館ですが、その名のもととなった「印象・日の出」を画家モネが描いたのはまさにこの町だったのです。


おもしろエピソード

第二次大戦後にオーギュスト・ペレAuguste Perretが復興再建を手がけたル・アーヴル中心部の建築群は、その高い水準と歴史的重要性を高く評価され、ユネスコの世界遺産に登録されました。


代表的な見どころ

サン・ジョゼフ教会Eglise Saint-Joseph: 八角形の塔の中にはめ込まれた12,768個にのぼるガラスのピースを通して取り入れられた明かりは、このモダンな教会にドラマチックな効果をもたらしています。


必見ミュージアム

アンドレ・マルロー近代美術館Musée d'Art Moderne André Malraux (MuMa): 近代建築の傑作といえる美術館は、フランス第2の豊富な印象派絵画のコレクションを所蔵しています。


おいしいもの

  • リンゴ: ノルマンディー地方で豊富に採れるリンゴは食事やデザート、そして飲み物の材料として愛されています。
  • シードルcidre: ノルマンディー地方で多く生産され、しばしばワインやビールに代わる飲み物として食事の際に愛飲されています。


郷土の有名人

ゴヴィgovy: ニュートロ・ダイバーシティ(神経学的多様性)を提唱し、受賞歴もあるアーティスト。


こんな見どころも

  • カーン平和祈念館Mémorial de Caen: ノルマンディー上陸作戦が展開したビーチにほど近い平和祈念館では、第二次世界大戦に関する感動的な展示が見られます。
  • エトルタEtretat: 英仏海峡を見渡せるロマンチックな野外劇場のような風景を目にすれば、なぜこれほど多くの有名な芸術家たちがこの地に霊感を得たのかがわかります。
  • ドーヴィルDeauville: 海辺のリゾート。保存状態のよい別荘などの建築群と砂浜の木製遊歩道が古きよき時代を髣髴とさせます。


パリからのアクセス

  • 車で: 高速A13号線(ノルマンディーハイウェイautoroute de Normandie)で2時間15分(200km)。
  • 列車で: パリ・サン・ラザール駅Gare Saint Lazare からインターシティで約2時間5分。


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