都市概要:ポワティエ

Press release

POITIERS – www.ot-poitiers.fr

古代ガリアGaulleにルーツを持つポワティエの町は、長年寄せては返す歴史の波を見て来ました。数々の宗教建築群の建設で各時代を彩られ、精密な時計のように時を刻んで来たのです。実際ポワティエは「100の鐘楼の町」として知られていたときもあり、今は数が減ったとはいえ、4世紀にできたサン・ジャン洗礼堂Baptistère St-Jeanや、それよりあとの(といっても大変古い)ロマネスクの傑作建築群など今に残るものは、この町の歴史の古さを物語っています。でもポワティエの最新の波はといえば学生たちです。今や人口の大多数を占める若い人たちが現代の芸術や美食、自然への熱い愛を支えてくれているのです。


おもしろエピソード

  • ポワティエには自由の女神像があります!彫刻家のバルトルディがニューヨーク市に贈ったものよりも小さめの女神像が1903年にリベルテ広場に設置されました。これはルイ18世に反逆した罪で1822年にこの広場で処刑されたジャン=バティスト・ブルトン将軍をしのぶためでした。.
  • 2万7000人もいる学生たちのおかげで、ポワティエは人口の半数が30歳以下という若い町です。


代表的な見どころ

ノートルダム・ラ・グランド教会Eglise Notre-Dame-la-Grande: ロマネスク教会建築の傑作。とりわけ正面壁の彫刻はすばらしいものです。


必見ミュージアム

サント・クロワ博物館Musée Sainte-Croix:地方のミュージアムの中ではトップクラス。考古学に特化した部門があり、ポワトゥー地方の歴史が紹介されています。ロダンの弟子カミーユ・クローデルの彫刻作品もあります。


おいしいもの

  • ポワトゥー風キャベツのファルシfarci poitevin: ソレル、フダンソウ、ホウレンソウなどの野菜のパテを豚油で香りづけしてキャベツの葉に包んだもの。
  • オー・ポワトゥーHaut-Poitouのワイン: フレッシュで軽やかな白、赤、ロゼのワインです。


郷土の有名人

ジョエル・ロビュションJoël Robuchon: シェフ、レストラン経営者。獲得したミシュランの星数の合計は28個で世界一。


こんな見どころも

  • フュテュロスコープFuturoscope: マルチメディアを使ったテーマパークで家族そろって未来世界を楽しめます。パリのディズニーランドに次いでフランス第2の入場者数を誇ります。
  • サン・サヴァン・シュル・ガルタンプ修道院Abbaye de Saint-Savin-sur-Gartempe: 11世紀のロマネスク建築。同じくらい古く非常に保存状態のよい壁画のコレクションは見ごたえあり。


パリからのアクセス

  • 車で: 高速A10号線(アキテーヌハイウェイAutoroute l'Aquitaine)で3時間30分(344km)。
  • 列車で: パリのモンパルナス駅Gare Montparnasse からTGVで約1時間20分。


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