都市概要:ニース

Press release

NICE – www.nicetourisme.com

長い間、ニースといえばやはり当然のように海が売り物でした。約8kmも続くビーチ、世界に名だたる海岸ぞいのメインストリート「プロムナード・デ・ザングレPromenade des Anglais」、城址公園Parc du Châteauなど海に沈む夕陽のビューポイント・・・ハーバーはクルーザーでいっぱい、水上スポーツも盛んなリヴィエラの中心地を自認するニースであれば、それも意味のあることではあります。しかしながら近年では新たなアトラクションやインフラ、交通機関の誕生で、スポットライトは海から目覚しい発展を続ける町そのものへと移って来ました。ニース市内には先史時代の名残から現代の生活を彩る美食とワインまでがそろい、それを内陸部とどのようにつなげて行くかも注目です。


おもしろエピソード

  • ニースは現在の中に古い過去が隠された町です。テラ・アマタTerra Amata遺跡からは相当早い時期から火を使っていたという証拠が挙がっていますし、町はずれにあるラザレ洞窟Grotte du Lazaretは先史時代から人が住んでいたことを示しています。
  • ニースはフランスで初めて、市内にあるワイン産地が原産地呼称統制の認証を受けた町です。


代表的な見どころ

ニース旧市街Vieux Nice: 狭い通りが入り組んだ賑やかな商業エリアは、18世紀からあまり変わっていません。


必見ミュージアム

ニース近代・現代美術館Musée d’Art Moderne et d’Art Contemporain (MAMAC): ニース派やヌーヴォー・レアリスム、ポップアートなど1950年代から現在に至る前衛的な作品を集めた美術館です。


おいしいもの

  • ラタトゥイユratatouille: トマトをベースにした野菜とハーブの炒め煮。
  • ベレBelletワイン: フランス最古のブドウ畑のひとつ。すばらしい白、赤、ロゼワインを生産しています。


郷土の有名人

J. M. G. ル・クレジオ J. M. G. Le Clézio: 40作を超える小説を執筆し、2008年にはノーベル文学賞を受賞しています。


新着情報

2020


こんな見どころも

  • エフルシ・ド・ロトシルトの別荘と庭園Villa & Jaridins Ephrussi de Rothschild Villa & Jaridins: ルネサンス様式の豪邸では最大規模。サン・ジャン・カップ・フェラSaint-Jean-Cap-Ferrat半島の最もすぼまった所に建てられています。
  • ギリシャ風別荘ヴィラ・ケリロスVilla Kérylos: 20世紀初頭に建てられた壮麗な別荘。コダイギリシャを思わせる装飾が美しく、地中海の眺めも最高です。


パリからのアクセス

  • 車で: 高速A6号線とA7号線(太陽のハイウェイautoroute du Soleil )経由で約8時間30分(933km)。
  • 列車で: パリ・リヨン駅Gare de Lyon からTGVで約5時間30分。
  • 飛行機で:パリからニース・コート・ダジュール空港Nice Côte d’Azur Airportまで毎日30便


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