都市概要:トゥール

Press release

TOURS – www.tours-tourism.co.uk

ユネスコ世界遺産登録の地に含まれるロワール渓谷には3つの大きな強みがあります。それは古城と庭園とワインです。トゥールの町はそれらすべてがあり、ワインにかけてはフランスで第三位の生産地のただ中にあります。他にも、木骨組みの家が軒を連ねる中世の街並みの保存状態のよさはフランスでもトップクラス。またフランスの守護聖人サン・マルタンSaint Martinの墓がある町として宗教的にも重要な地位を占めています。さらには美食の楽しみも。国際美食都市Cité Internationale de la Gastronomieのひとつであるトゥールは、いかに料理し、いかに食べ、いかに食を楽しむかの術を知っています。ここで1日でも過ごしたら誰でもそうなることまちがいなし!


おもしろエピソード

今はトゥール美術館となっている大司教宮殿の庭はフランソワ・シカール庭園Jardin François Sicardの名で知られていますが、ここにはナポレオンが植えたと伝わる巨大な杉の木があります。またここには1頭の象の剥製も置いてありますが、これは20世紀初頭にトゥールにやって来たサーカス団から逃げ出した挙句に撃ち殺されてしまった象なのだとか。


代表的な見どころ

トゥール旧市街Vieux Tours: フランスで最も保存状態のよい中世の街並みのひとつ。多数の木骨組の家が軒を連ねる中に賑やかなプリュムロー広場Place Plumereauがあります。


必見のミュージアム

トゥール美術館Musée des Beaux-Arts: ルーベンスからレンブラントまで、マンテーニャからモネまで、多種多様な作品をそろえた珠玉の美術館。旧大司教宮殿Palais des Archevêquesの建物に入っています。


おいしいもの

  • リエットrillettes: 肉をやわらかくなるまで油で煮たもの。裂いて冷ますと実においしいペーストができます。
  • トゥーレーヌTouraineのワイン: フランス3位内に入る広大さを持つワイン産地であり、白ワイン(甘口、辛口、スパークリング)は ヴーヴレVouvray 、モンルイMontlouis、ロゼは ノーブル・ジュエNoble-joué、シノンロゼChinon rosé、赤はシノンChinon 、ブルグイユBourgueil、サン・ニコラ・ド・ブルグイユSaint-Nicolas-de-Bourgueilがあります。


郷土の有名人

オリヴィエ・ドブレOlivier Debré: 戦後の抽象画の一動向であるカラー・フィールドを実践した抽象画家。


新着情報

2020

  • 2020年10月~12月にトゥールで初の5つ星ホテルがアール広場place des Hallesで誕生予定
  • ロワールがユネスコ世界遺産に登録から20周年


こんな見どころも

  • アンボワーズAmboise: フランス宮廷が置かれたこともあり、今でもフランソワ1世のブロワ城が残っています。またレオナルド・ダ・ヴィンチが暮らして亡くなった邸宅ックロ・リュセClos Lucé は、現在は博物館になっています。
  • シュノンソー城Château de Chenonceau:川をまたいで建つ16世紀の優美な城。美しい庭園は代々の女城主たちが散策した姿をしのばせます。
  • アゼ・ル・リドー城Chåteau d'Azay-le-Rideau: アンドル川の中洲に建てられた絵のように美しい城は、フランスの初期ルネサンス建築の代表的なものです。


パリからのアクセス

  • 車で: 高速A10号線(アキテーヌハイウェイAutoroute l'Aquitaine)で2時間30分(240km)。
  • 列車で: パリ・モンパルナス駅Gare Montparnasse からTGVで約1時間10分。


トゥールとその周辺(「デザインとロマンス」モデルコース含む)の見どころ、アクティビティについての 詳細はこちら