くまモンのフランス出張2016

モンマルトルのブドウ畑で地元名士の歓迎を受けるくまモン
ボルドー大劇場
即興で覚えたダンスを披露するくまモン
リヨン市観光担当副市長と
ポール・ボキューズの厨房でシェフと記念撮影
Press release

熊本県営業部長兼しあわせ部長の肩書を持つ、熊本県のマスコットキャラクターくまモンが、県内産ワインのPRと熊本地震の復興支援へのお礼を兼ね、2016年11月にフランスへ出張いたしました。出張の様子はくまモン公式ホームページ、および朝日新聞デジタルにて公開中です。

くまモンのフランス出張2017のリリースはこちら

ワインツーリズムの先進地に学ぶ

熊本県産ワインをPRするという任務を抱えたくまモンが出張先に選んだのは、ワイン生産だけでなく、ワインツーリズムの先進国であるフランスでした。フランス観光開発機構では、フランス各地の地元観光局と協力し、くまモンの出張プログラムをアレンジいたしました。 くまモンは約10日間にわたるフランス出張中、ボルドー、ボージョレ、リヨン、パリの4都市(地域)を訪れ、現地のワイナリーやワイン博物館、ブドウ畑、レストランなどを訪問し、ワインを通じた様々なおもてなしを体験しました。

ボルドー、ボージョレのワイン観光

最初の訪問地ボルドーにてくまモンが訪れたのは、2016年春にオープンしたばかりのワイン博物館「シテ・デュ・ヴァン」。フランスのみならず世界中のワインについて総合的な知識が得られる当館では、持参した熊本ワインの「菊鹿」を館内のチーフソムリエに試飲してもらい感想を訪ねるなど、ワインを通じた交流に積極的に取り組みました。 ボルドー観光に欠かせないワイナリー訪問では、メドック地方でグラン・クリュ第3級に格付けされる老舗の「シャトー・ラグランジュ」へ足を運び、広大なシャトーの敷地を散策し、試飲コーナーを見学しました。 続いて、ボージョレ・ヌーボーで有名なワイン産地ボージョレを訪れたくまモン。丘の上に位置する「シャトー・ド・モンムラ」から周辺のブドウ畑の景色を眺めながら、ワインを育む土地の景観が、場所によりまったく異なる様子を感じていました。ワインに関するテーマパーク「アモー・デュブッフ」では、館内で自動演奏されるオルガン「リモネール」に合わせ、即興で覚えた酒席のダンスを披露するという一幕も。

美食の古都リヨンへ

ワインについて知るならフランスの食についても知るべしと、くまモンはさらに美食の都リヨンへ足を延ばします。フランス料理界の重鎮と言われるポール・ボキューズのレストラン本店を訪れ、特別に厨房まで見学することを許されたくまモンは、シェフたちのプロの仕事を目の当たりにしながらも、彼らとマイペースで撮影に応じるなどして場を和ませました。 一方、旧市街の散策途中で5ツ星ホテル「クール・デ・ロージュ」に立ち寄ったくまモンは、持ち前の好奇心を発揮し、コンシエルジュにおもてなしの極意を学ぶ一面も。さらに、再開発されたコンフリュアンス地区では、リヨン市観光担当副市長の歓迎を受けました。

パリのブドウ畑で「モンマルトル名誉市民に」任命される

出張の最終地は首都パリ。くまモンは、パリで開催されるジャパン・エキスポに参加するため、2013年以降毎年パリを訪れている筋金入りのリピーター。そんなくまモンでさえ知らなかったのが、モンマルトル地区にあるワイン醸造用のブドウ畑です。パリ隋一のブドウ畑を見学しにやって来たくまモンは、地元名士らで結成される「モンマルトル共和国」の首脳陣に迎えられ、過去のパリ滞在でモンマルトルのPRに貢献したことの功績を称えられ「モンマルトル共和国名誉市民」に任命されました。さらに同時に、「モンマルトル観光局名誉メダル」、「バイヨ・ボルドー騎士団任命状」も授与されました。

復興支援に感謝

今回のフランス出張にて、くまモンは多忙なスケジュールの合間を縫い、先の熊本地震からの復興支援を寄せた在仏の団体や、現地日本人会を精力的に訪問し、支援への感謝を表しながらファンとの交流を図りました。

出張の様子は下記メディアにて掲載中

*くまモン公式サイト 「くまモン フランス訪モン記」 http://kumamon-official.jp/paristrip
*朝日新聞デジタル「くまモンのフランス出張」    http://www.asahi.com/special/timeline/201611_kumamon/ 

Contact

フランス観光開発機構 広報部